第13回仕掛学研究会

日 時:2023年2月18日(土)9:50〜17:00
場 所:DAICEL STUDIO(大阪大学サイエンス・コモンズ スタジオA)およびオンラインのハイブリッド開催
参加費:無料

発表について

当日は、Zoomで発表スライドを画面共有した状態で発表していただきます。 発表スライドのデータを入れたUSBメモリをご持参ください。 前日までに松村宛にメールで送っていただいても結構です。

発表時間は以下の通りです。

プログラム

時間 講演タイトル 著者名 Paper ID
8:30〜9:50 準備
9:50〜9:55 オープニング 松村 真宏(大阪大学)
第1部 研究発表セッション1
9:55〜10:55 目が合う選挙ポスターによる歩きスマホ抑制の試み 二川 侑磨、松村 真宏(大阪大学) SIG-TBC-013-01
DIY効果が支払意思額に及ぼす影響 彭 圓渓、伊藤 愼介、宮本 大雅、二川 侑磨、松村 真宏(大阪大学) SIG-TBC-013-02
スマホ依存を解消するケース 加藤雄大(早稲田大学) SIG-TBC-013-03
省エネアイデアコンテストにおける仕掛学ワークショップの適用 成田尚宣(名古屋大学) SIG-TBC-013-04
11:00〜11:15 休憩
第2部 ライトニングトークセッション1
11:10〜12:06 誰もが仕掛けられる世の中の実現を目指したワークショップの検討 齊藤 哲哉(BIPROGY株式会社) SIG-TBC-013-LT-01
巻きちらし置き配りの仕掛け 陳 薇、松村真宏(大阪大学) SIG-TBC-013-LT-02
仕掛けによるアンケート記入を促す方法 Litvina Angelina(大阪大学) SIG-TBC-013-LT-03
仕掛学に学ぶ廃棄品箱の設置/基本品質の向上 桑原敦哉、梶原圭祐(ANA大阪空港株式会社) SIG-TBC-013-LT-04
宿題を提出したくなる仕掛け 加賀 俊介(守口市立さつき学園) SIG-TBC-013-LT-05
出会いのスロープの活性化 里見拓斗、鶴本耕大(大阪府立北野高等学校) SIG-TBC-013-LT-06
仕掛学を利用してペットボトルの分別を推進する 塚本梨々花,中陳裕晴、田中萌(大阪教育大学附属高等学校平野校舎) SIG-TBC-013-LT-07
12:06〜13:30 昼食休憩
招待講演
13:30-14:15 (招待講演)番組タイトルで,仕掛ける。〜「すイエんサー」から「孤独のアンサンブル」まで〜 村松秀(近畿大学) SIG-TBC-013-05
第3部 研究発表セッション2
14:15〜14:45 点つなぎを用いた投票の実践 鈴木舞衣(名城大学) SIG-TBC-013-06
チャリキーマスター:自転車の鍵の紛失を防ぐウェアラブル玩具のデザイン 伏木寛貴 松﨑達也 長堀彩華 勝本雄一朗(東京電機大学) SIG-TBC-013-07
14:45〜15:00 休憩
第4部 ライトニングトークセッション2
15:00〜15:40 スマホを上手く使えるようになろう 田辺真由、根本愛子、別所知奈、山本結海、山本さくら、大窪桜和、小林真奈、矢ヶ崎光瑠(日本女子大学附属高等学校) SIG-TBC-013-LT-08
駐輪場のイラストが与える影響 浦井あかり、廣島由奈、小山七菜実、綱島由梨江、西村美玖(近畿大学附属和歌山高等学校) SIG-TBC-013-LT-09
分別率を上げる!キャップで投票できるゴミ箱 塚本紗世、松本愛夏、新田乙葉、竹部早南、髙垣聡里(近畿大学附属和歌山高等学校) SIG-TBC-013-LT-10
駐輪場におけて綺麗に並べてもらうためには 形部朋太、梅田誉人、川橋聖、島本隆秀、宮崎柊吾(近畿大学附属和歌山高等学校) SIG-TBC-013-LT-11
適切な距離を開けることで一つの絵になる仕掛け 益田玲奈、室谷芽衣、栗本明依、木野佑香、吉田沙羅(近畿大学附属和歌山高等学校) SIG-TBC-013-LT-12
15:40〜15:55 休憩
第5部 研究発表セッション3
15:55〜16:55 飲み残しのないペットボトル回収率の向上を目指して 亀野 真侑、久保田 圭、杉原 美菜、長谷川 修一、藤沼 美咲季(兵庫県立加古川東高高等学校) SIG-TBC-013-09
跳躍を誘う砂落としブロック 兼松知駿、阪田藍里、阪本駿大、森心花(大阪府立天王寺高等学校) SIG-TBC-013-10
泡形状予測によって開発したハンドソープノズルの手洗い行動観察 小田悠人、中津 壮人(大阪公立大学工業高等専門学校) SIG-TBC-013-11
喫煙マナー向上のための光学迷彩型喫煙所 松村真宏(大阪大学) SIG-TBC-013-12
16:55〜17:00 クロージング

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第13回仕掛学研究会の活動費は、セレクションアンドバリエーション株式会社パパラカ研究所現代アーティスト高橋りく様にご支援いただきました。記して深く感謝いたします。以下は、仕掛学研究会主査である松村真宏(大阪大学)による個人的な紹介文です。

スポンサー 紹介
本気の変革を実現する人事コンサルタント

セレクションアンドバリエーション株式会社は,セレクション(淘汰)とバリエーション(多様性)を生み出すための人事マネジメントの改革で企業とビジネスの進化をお手伝いしています。
同社社長の平康慶浩(ひらやすよしひろ)氏と大阪大学シカケラボの共同研究の成果は「カプセルトイによる仕掛けが社員行動に及ぼす影響」として第8回仕掛学研究会で発表しています。また,シカケコンテスト2020第12回仕掛学研究会へのご支援もしていただきました。平康社長と松村との対談は『対談:「子どもたちにとって、仕掛けを考えることは自分を客観視する入口になる」〜シカケコンテスト2020の開催によせて〜』からご覧いただけます。
多様化する心と行動を解き明かす
Unraveling diversifying minds and behaviors

拡大による発展の時代を越え、現代における人々のニーズや価値観はますます多様化しています。 パパラカは、ビジネスの現場における人々の心と行動のメカニズムを解き明かし、皆さまの課題解決と目標達成に貢献する学術コンサルティング・カンパニーです。
山根社長は学生のときから仕掛学研究会のCEO (Chief Enkai Officer) として活躍しただけでなく、「The effect of a ticking clock on task performance」 (AI & SOCIETY, 2015)、「ピタリ効果による食生活の改善」(人工知能学会全国大会, 2012)などで松村と共同研究をしています。
Art has power to change the world more beautiful

現代アーティスト 高橋りくは、アートから多様性社会の創造を促す活動を行っています。
高橋は2009年に、全盲の人も鑑賞できる、世界で初めての絵画技法と絵画を発明しました。絵画技法を「マリス技法」、絵画を「マリス絵画」といいます。明度を粒度(触覚)で表し、色相を香り(嗅覚)で表す新しい表現によって『絵画鑑賞に平等を生み出すことに成功』しました。
2019年12月16日には、世界中のアーティストから選出される2名の内の1人となり(日本人アーティスト初)、パリのユネスコ本部で開催された「不平等に対する挑戦(Challenging Inequalities)」という国際フォーラムでスピーチを行いました。
そのスピーチで上映した映像は、Youtubeにて、ご覧頂けます。